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Googleのソフトウェアエンジニアリングを読んで

2024年12月28日(土)

12月は次の案件を探し応募をしていたのですが面談で落とされてしまうことが非常に多かったです。
フリーランス独立当初よりも多くの経験を積み、案件を探していただく企業の方にも「7割方はいけるはず」「面談でよっぽど酷くなければ」と言っていただいていたにも関わらずです。
これまでの面談では誠意をもって受け答えをしていれば通過することも多かったのですが、今回の面談は技術的な面でキツイ質問が多く、それにうまく答えられずに落とされてしまう、ということが増えていました。

そうです。独立当初よりも多くの経験を積んでいるからこそ、より高いレベルのエンジニアとしての受け答えを期待されていたのです。

そんな中、「Googleのソフトウェアエンジニアリング」を図書館で見つけました。ずっと読みたいとは思っていたのですが高額でなかなか手が出せずにいた本です。

この本によれば、ソフトウェアエンジニアリングとは「時間で積分したプログラミング」であるとGoogleで言われているそうです。
「時間で積分したプログラミング」とはどういうことでしょうか。難しいですね
通常のプログラミングでは機能を実装するために目の前のソースコードを書くことしか意識しません。
ソフトウェアエンジニアリングではそのソースコードの想定可動時間を考慮する。時間軸を意識するのです。
「プログラミングとソフトウェアエンジアリングでは次元が違う」と述べられています。

この本で書かれていることこそがまさに自分に必要なことでした。
単に機能実装するのみではなく、より高い視点でプロダクトを開発する。
そのことについてGoogleでの考え方が幅広く紹介されており、大変参考になりました。

今後もエンジニアとしてより成長するために努めていきたいと思います。